こんにちは。
今日はこの世界の片隅にを見たのですが、とてもよかったと言いますか色々と考えさせられたので是非皆さんに見てほしいと思って書いてます。
ちょっと短めですがよろしくお願いします。
主人公のすずは18歳になって北条家に嫁ぐわけですが、そこからすずの日常が始まるわけですね。
もちろん戦時下なので、物資や食料にはあまり恵まれていませんが、そんな中でもいろんな人と助け合い、支援を受けながら楽しく慎ましく生活を送ります。
すずの夫である周作との夫婦生活にも焦点が当たっており、本当に戦時下の一家族としての日常を描いています。
空襲も酷くなっていき、様々なものを失いながらも必死に生きている様子が描かれています。
この映画は背景として戦争がありますが、戦争映画とは言えない気がします。
この映画を一言で言うなら「生」だと僕は思います。
喜び悲しみ驚き様々な感情を持ちながら必死に生きているのです。
この映画を見て、今の自分はここまで「生」を全うしていないなと感じました。
便利な世の中、食料や物に困らない世の中、人々の生活は豊かになったかもしれないですが、当時の人のように限られた環境、物の中から工夫を凝らして楽しく生きることができているか。って思いました。
心の豊かさでは及ばないなと。
なんというか言葉に表せられないですが、とにかく見てよかったと思える映画でした。
あと主人公すずの声はのんさんがあてていたんですが、超はまり役で驚きました。