豆腐メンタルの人生やり直し記録

仕事もバイトも何も続かない豆腐メンタル野郎が何とか更生を目指します

うちの愛猫が天国に行きました

こんにちは。

世間はコロナ禍のクリスマスの話題で溢れかえっていました。


そんな中我が家では約15年弱くらい前に拾ってきた猫ちゃんがゆっくりと息を引き取りました。

朝、父から今日1日持たないかもという話を聞きまして昼に駆けつけました。家には誰もおらずうちの猫ちゃんだけが苦しそうに呼吸をしながら横になっていました。

全身身体を痙攣させたと思ったら、落ち着いて呼吸をするという状態を繰り返しており、痙攣する度に涙を流しながら身体をさすってあげました。初めて生きているものの痙攣する姿を生で見て、恐怖と本当にもう死が近いのかという悲しみの気持ちがこみ上げました。


もうゆっくり眠っていいんだよと心では思っているはずなのに、死んでほしくないという気持ち溢れて止まりませんでした。

何度も痙攣を繰り返して必死に呼吸しようと頑張っていました。


何度も痙攣と落ち着きを取り戻すことを繰り返しており、最後一旦落ち着いたときに少し目を話した数分の間に視線を猫ちゃんに戻すと呼吸をしていないことに気づきました。

すぐさま何度も猫ちゃんの名前を呼び、身体を撫で回しましたが呼吸を取り戻すことはなく、最後の最後に僕の問いかけに絞り出すような声でニャーと鳴いて息を引き取りました。



涙が止まりませんでした。
まだ死んでしまったということに完全に納得がいかず、呼吸の確認と瞳孔の確認をしました。

目に光を当て動かしても全く反応がありません。


とても美しい目をしていました。

5分くらいただただひたすら泣きじゃくりました。
多分生まれて1番泣いたのではないかというくらい泣きました。

心臓が痛くなりました。

その後、泣きじゃくったままダンボールに毛布とタオルを敷き、保冷剤を詰めました。その上に猫ちゃんを横にして腐敗防止のための処置をしました。

半分開いた目を閉じさせました。


身体は全く動きません。

なのに、生きていたときと同じように呼吸をし、お腹をリズミカルに動かしてるようにしか見えませんでした。

きれいな顔をして寝ているようにしか見えませんでした。

身体にはまだほのかに温かさが残っていました。

それから親が帰ってくるのを待っている間はずっと泣いていました。鼻がカサカサになりました。


親が花を買って帰ってきてくれたので、猫ちゃんの周りに花を手向けました。
あとは生前大好きだった猫用のカニカマのおやつも一緒に置きました。


花に囲まれ綺麗な毛並みと美しい寝顔で横たわっている姿は芸術でした。
とても綺麗で素晴らしいのに、それを見ると涙が止まりません。


うちに拾われて幸せだったかな。
楽しい一生だったかな。

いろんな疑問が頭を駆け回ります。

もうあのころの元気な姿は戻ってこない。






そうこうして家族で悲しみに明け暮れた1日が過ぎ、今日はこれから猫ちゃんを火葬しに行きます。


この姿がもう見られなくなるのは悲しいけど、ちゃんと供養してあげなきゃね。