豆腐メンタルの人生やり直し記録

仕事もバイトも何も続かない豆腐メンタル野郎が何とか更生を目指します

おかんとの日常 【噛み合わない会話とスマホ】

こんにちは。


今僕はおかんとアパートに暮らしていておかんが世帯主です。


おかんは介護の仕事をしていて勤務体系がシフト制です。





なので、僕が平日働いているのに対しておかんは土日関係なく日勤で働く日もあれば夜勤で働いていることもあります。


一応家にお金入れていて最近はお金にめちゃくちゃ困っているという状況ではないんですが、おかんは自分が倒れたりでもしたら終わりだと思ってるようで頑張って働いています。


おかんはすごいです。自分の家族のために体が怠い日も仕事で嫌なことがあった日も働き続けて、働き続けてこれからも働き続ける。


今までいろいろ大変で辛い思いをしてきたであろうおかんには今後幸せになって欲しいです。









そんなおかんですが、彼女のストレス解消法は話すことだと勝手に思っています。


仕事から帰ってくるなり、今日職場であったことを根掘り葉掘り話してきます。


なんなら玄関を開けた瞬間から独り言でしょうけど何かしら話し始めています。


おかんが帰ってきたのに気付くのは玄関を開けた音ではなくおかんの話し声です。


話さないと気が済まないんでしょう。








おかんは同じ話を何度もします。


酷いときはこの話聞いたことあるなってことが5.6回目あったりします。


けどその話前も聞いたって言うとかわいそうなので諦めて聞いています。




嘘です。かわいそうではありません。そこでもし前も聞いたことを指摘しても話が終わることはないし、次の日になったらまた同じ話をしたりするんです。
だったら指摘する意味がないと思ってしまうんです。


僕が会話に効率を求める人だったら母はストレスが溜まって胃に穴でも開いていたでしょう。








おかんは相手が話をちゃんと聞いてくれてるかはあまり気にしてないみたいです。


同じ話を何回もされた際に、そのことを指摘しない代わりに僕の話を聞くモードが半分オフになります。


おかんは話したいことを話し、僕は適当に相槌を打つようになります。


けどあまりにも全く聞いてないとちょっと聞いとるの?となってしまうので、なんとなく要点だけは聞くようにしています。


ちょっとずつ内容が違ったりするからね。


まあとにかくこれでおかんは満足です。


これだけでも十分なんですが、僕も会話に積極的な日はおかんのマシンガントークはガトリングへと変貌を遂げます。


会話の大爆発です。


水を得た魚です。



たまに見る光景です。




  

もちろん僕も話をしたいときがあります。
こういうときはおかんの話を聞いてはいるけど、頭の中は自分の話したいことだったりします。

こうなると大変。


おかん話す。話す。話す。
マシンガンなので止まることを知りません。

耐えかねた僕は相槌の代わりに、それまでの会話とは全く関係ない僕が話したいことを返事にします。


普通の人だったらえ、急に何?となるでしょう。


おかんはそうはなりません。


「うーん」とか「へえー」と相槌が来てその後の第一声が元の会話の続きになるのです。


僕が話したかった話題は一瞬にしてなかったことになりました。


こうして僕は相槌マシンとしての技量を上げることを余儀なくされるのでした。めでたしめでたし。













さてここまでいろいろ不満が溜まっているような言いっぷりでしたが、特に気にしてはいません。


冒頭でも言った通りおかんには幸せになって欲しいと願っています。


なので自分がたくさん話すことでストレスが発散できるならそれでいいです。


そしてもちろんなんだかんだで話の内容は覚えてたりするし、聞くときはちゃんと聞くのでちょっと聞いてる?!って言われることはあまりありません。


というか最近は意識的に話を聞くようにしています。それが一番いいし。






そんなおかんでも今はスマホを手にするようになってパズルゲームをしたりニュース記事などを見ていることが多いです。


そのため前より話していない時間が増えました。


僕が子供の頃にはあれほど携帯ばかり触るなゲームばっかするなと言ってきたものですが、今では僕よりスマホとにらめっこしてる時間が長いのではと思うこともあります。


今では寝る前にベッドの上でもスマホを見ている模様。


スマホはこわい。あれだけ常時マシンガントークだったおかんをいとも簡単に黙らせてしまった。


そりゃあスマホが当たり前な若者は会話が減るわけだ。





とにかく、今度は僕がおかんにスマホの見すぎについて叱る必要がありそうだ。