豆腐メンタルの人生やり直し記録

仕事もバイトも何も続かない豆腐メンタル野郎が何とか更生を目指します

研究室から逃げて大学中退してから自衛隊に行くことになった話をまとめようと思う。

 

 

気づけば28歳、短期離職を繰り返し、友達もいない、自分はどうしようもないやつだと愚痴垂れるどうしようもない人間になっていた。

 

思い出せば今までの人生、いろんなことから逃げ回ってきた。

 

いろんな人に迷惑をかけ、裏切ってきた。

 

 

さぞ、悲しい青春時代を過ごしてきたとお思いだろうか。こんなふうになってしまうのはきっと幼少期の環境に問題があるのだと。

 

そんなことはない。

 

こんなことを書くとこの記事に辿り着いた方のほとんどから共感を得られないかもしれないが、僕は普通の家庭に生まれて、一般的に見れば比較的楽しい青春時代を過ごしていたと思う。

 

強いて言うなら父の金銭的な問題があり夫婦喧嘩が多く最終的に離婚してしまったことくらいか。

 

それでも、小中高の僕はおふざけキャラでふざけ合える友人もいた。中学では班長をやったり、高校では応援団に入ってみたり、バンドをやったり好きなように生きていた気がする。恋だってした。

 

でも根っこの部分では昔も今も変わらない。

 

昔から弱虫で意思が弱く他人の顔色を窺ってばかりいた。幼少期はこんなにネガティブに捉えていなかった。

 

他人に喜んでもらえることが嬉しくて、「○○君は気が利くね~エラい!」と言われることが嬉しくて、それが行動の源泉だったように思う。

 

今ではそれも他人本位な人間だったのだとネガティブにしか捉えられない。

 

平和主義的で誰かと対立することを極端に嫌っていた。

 

昔であれば誰とでも仲良くできるとでも評価されていたのかもしれないが、結局自分の意思がなく誰かに嫌われるのが嫌だっただけ。

 

加えてプライドが高い。失敗を極端に恐れる傾向にある。

 

これに関しては幼少期の頃はなかったかもしれない。覚えてないだけかもしれないが。

 

この失敗を恐れるという傾向が特に今の自分を苦しませている。失敗を恐れるのはまだいい。程度の差こそあれ誰でもあるだろう。

 

それを解決する方法として逃避という行動をとり始めた僕はもう逃避という麻薬から抜け出せなくなってしまった。

 

何か立ち向かわなければいけない困難に遭遇すると、逃げるという選択肢で脳が埋め尽くされる。他のことは考えられない。

 

ハラスメントなど何もない。周りはいい人ばかりだった。そんな中僕が失敗を恐れ、被害妄想を繰り返し、裏切りを続けた。

 

生きていくには食っていかないといけなくて、食っていくには金が必要だ。

 

 

働かなければならない。

 

嫌なことから逃げる僕は仕事が続かず、ギリギリでいつも生きている。

 

これを見てイライラする人がいるのは当然だと思う。

 

逃げという行動を取ったのは自分だし、そこから抜け出そうとせず麻薬と同列に並べ、さも自分が被害者のように語っている。

 

我慢しながらも真面目に働いていたり、僕みたいな人に職場で迷惑を掛けられた人は怒りが収まらないだろう。本当にごめんなさい。

 

特に何か意味があるわけではないが、今回は人生でワーストレベルの逃げをかました大学中退について書いてみようと思う。

 

残り4単位で卒業できるというところで逃げた僕。その4単位は卒業研究だった。

 

つまり研究室から逃げたのだ。